• 本スタディはL. reuteri DSM 17938と組み合わせたプロトンポンプ阻害剤パントプラゾール（PPI）が成人のピロリ菌感染を根絶できるかどうかを評価するためのものである。

• 投与量、投与間隔、または治療期間の変更により治癒率を改善できたのであれば、L.reuteriはピロリ菌根絶治療において潜在的な役割を果たす可能性がある。

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Dore MP · 2014

 

これはL. reuteri DSM 17938と組み合わせたプロトンポンプ阻害剤パントプラゾール（PPI）が成人のピロリ菌感染を根絶できるかどうかを評価するための公開試験である。

8週間の投与後、4〜6週間の追跡調査が行われた。

22人の被験者に対してL. reuteriを1×10 ^ 8 CFU/日 加えた20 mg x 2 /日のパントプラゾールが投与された。

H.ピロリ菌感染者の13.6% (3/22) がL.reuteri入りのPPIを一日2回摂取することで治癒し、プロトコルごとの分析でも14.2% (3/21) が治癒した。

投与前と治療後4〜６週を比較するとウレアーゼ活性の有意な低下が見られた。

 

結論

投与量、投与間隔、または治療期間の変更により治癒率を改善できたのであれば、L.reuteriはピロリ菌根絶治療において潜在的な役割を果たす可能性がある。

Reference

Dore MP, Cuccu M, Pes GM, Manca A, Graham DY. Lactobacillus reuteri in the treatment of Helicobacter pylori infection. Intern Emerg Med. 2014;9:649-654.